【旅行記】中国に行ってきました①【上海】
こんにちは。とある東大生です。
最近記事の更新が滞ってしまっていました。すみません。
ブログのデザインをちょっといじっていました。
今日は中国に行ってきた際に感じたことについて書こうと思います。
中国に行ったのは春休みだったので、約三ヶ月前のことですが、カルチャーショックなど印象に残ったことがたくさんあるので記憶がまだ鮮明なうちに備忘録として残しておこうと思います。
【中国に行こうと思ったきっかけ】
僕の大学は1月末に期末試験が終了し、2月と3月は丸々春休みとなります。
ですから、2月はがっつりホテルのバーのバイトに入って貯金を作り、3月に旅行をしようと考えていました。
そこで、旅行先はどこにしようかなと考えていたタイミングでたまたま叔父とご飯に行った際に、叔父が僕にこう言いました。
「今世界で一番イケてる都市は上海と深センや。
この2つの都市は2.3年ごとに街並みがガラッと変わるし、その時その時の世界の最新のものがあって、行けば世界のトレンドが肌で分かるから、絶対定期的に行かなあかんで。」
実際、中国は距離的に日本からも近いので、日数的にも予算的にも行きやすく、良い勉強になると聞いたので、この一言で中国に行こうと決めました。
余談ですが、その叔父は僕が上京してから一番世話になっている恩人であり、一代で芸能会社を築き上げた尊敬する経営者でもあり、僕に多大な影響を与えているキーパーソンでもあります。以後僕のエピソードにもちょくちょく出てきます。
【旅行行程】
2/25夜 羽田→浦東国際空港(上海)
2/26 終日観光
2/27夜 浦東国際空港(上海)→深セン国際空港
2/28 終日観光(深セン)
3/1 終日観光(深セン+香港)
3/2朝 深セン国際空港→関西国際空港
航空券はまとめてExpediaで、上海の宿はAirbnbで、深センの宿はBooking.comで予約しました。
Expediaで最安でまとめて押さえたところ、羽田→上海便と上海→深セン便は中国東方航空、深セン→関空便は海南航空になりました。
フライト3回、上海2泊、深セン3泊で所用金額は12万円程度でした。
(+Wi-Fiルーター代)
【旅行の目的】
旅行に行く際は必ず目標や、やりたいことをリスト化してまとめるようにしています。
なぜなら、リストにまとめておくことでやりたいことが明確になり、短い滞在時間をより密になると考えているからです。
今回の中国旅行の目的ややりたいことは以下の通りです。
目標:日本で見聞きする中国の情報は偏ってるのか、正確なのか身をもって学ぶ。
やりたいこと
①現地人が食べるレストランで現地の人が食べる物を食べる。
②外灘から上海の夜景を眺める。
③中国の物価がどれぐらい安いのか確かめる。
④深センの電子街で世界のトレンドを知る。
⑤深センのコピー品問屋で中国人の志向とMade in Chinaの今の実力を知る。
⑥香港のネイサンストリートを歩く。
⑦香港で有名な重慶マンションに行く。
今回これらの目標は無事全て達成できたので以下でこれらについて書いていきますので宜しくお願いします。
【今回の旅行の反省】
先にですが今回の旅行の反省点についてまとめてみたいと思います。
今回の旅行は一人で行ったので、準備から何まで自分でやりました。
準備を一通りやってみて後で振り返ってみると、
不慣れなせいで今回の旅行で損をしていることがたくさんあったので
まとめてみます。
①Wi-Fiルーターを異常に高い金額で借りてしまった
これはかなり痛いです。
中国は通常回線ではGoogleやLINE, InstagramやTwitter, Facebookといった日本でメジャーなSNSが一切使えません。(有名な話ですが。)
もしWi-Fiルーターがなければ日本と一切の連絡ができませんし、ウェブ検索が一切出来なくなり、完全に行動不能に陥ります。
ですから、中国に行く際はそれらが使える特殊回線のWi-FiルーターかVPNサービスとの契約がマストです。
(2019年6月現在、中国政府によりVPNサービスの規制も本格化し、未認可のVPNは一網打尽にされているようなので、Wi-Fiルーターのレンタルしか方法がないかもしれませんね。)
今回の中国旅行は短期滞在ですから、VPNと契約するより、Global Wi-Fiあたりでレンタルする方が安上がりだろうと思って、公式サイトから予約をかけたのが間違いでした。(むしろ春休みキャンペーンで20%オフになっていたので得した〜と思ってました。。)
中国に帰ってきてからこの記事を読んで愕然としました。
フォートラベルから予約をかけるだけで全く同じ物が
公式サイトからの予約金額から75%程度安くなるんです。
いやこれで6000円ぐらい損した。。
次から海外旅行するときはフォートラベルのページから予約するの一択ですね。。。
②安い宿にはそれなりの理由がある
今回の上海の宿はAirbnbで予約しました。
上海は物価が安い中国とはいえ、中国国内で見ると物価の高さはトップクラスです。
海外出張のビジネスマンが多いこともあり、ホテルはランクが高いところが多く、値段もなかなか張るものが多いです。
ですから、Booking.comでホテルを検索してもまあまあいい値段がするわけです。
そこでAirbnbで検索をかけたところ、ホテルに比べてかなり安い金額で条件がいいものがたくさん出てきました。
今回は「安い」「アクセスが良い」を重視して検索した結果、上海の一番の観光スポットである外灘に近い場所で一泊3000円程度の宿があったのでそこに決定しました。
"Historical" buildings(「歴史的」建造物)と書いてあったのが若干引っかかりましたが、まさかその懸念が現実になるとは…
決済終了後にホストと連絡ができるようになり、現地に着いてから彼に連絡を入れ、詳細な住所を教えてもらうという形になるのですが(民泊という形態上プライバシーを守る為)、地下鉄の最寄駅を出て、地図アプリで住所を打ち込んで、目的地に着くも家らしきものが見当たらない。
明らかにボロいビルの一階に商店や中国工商銀行のATMが立ち並ぶ一角で案内が終了してしまうのです。
ホストに連絡を入れたら
「あー、そこの端に緑の鉄格子があるでしょ。
そこでパスワードを打ち込んだら入れるよー!」
とのこと。
いや、鉄格子の威圧感よ
もう完全に映画でマフィアが拉致するときに使うマンション、もしくはバイオハザード系のゲームで出てくる廃墟そのもの。
ボロい、暗い、鉄格子、剥き出しの配線とブレーカー、怪しげなエレベーター。
見事役満です。
基本的にホストは管理人なのでその部屋には住んでいません。
携帯で連絡を入れて遠隔操作で開けてもらうか、
鍵の隠し場所を教えてもらって探して部屋に入るという形になります。
RPGかよ。
なんとかして部屋に入るも
全然Airbnbで見た写真と違う
古い建物だけどリノベーションして小洒落た雰囲気を写真で醸し出してたのに、
実際はシンプルにボロい部屋だった。絶対シーツ変えてないし。(髪の毛ついてた)
まぁ、最低限の寝泊りはできるから良しとしよう。
そして写真は今回撮ってないんですが、風呂場が本当に汚かった。。
本当に笑っちゃうくらい汚かった。。
風呂桶が黒ずんで汚すぎるから、多分家主が足場用のゴムマットみたいなものを風呂桶にブチ込んでるんだけど、それも汚くなっててカオスの様相を呈していました。。
水圧も激弱くんだし、ここで行けたから他のところも大抵は大丈夫になるんじゃないかという変な自信がつきました。
一応これでもスーパーホストに認定されてる優良大家さんの物件みたいなんだけどなぁ。
翌日朝にクソ汚いシャワールームの窓から景色を眺めたら、
想像以上に『歴史的』な建物と、奥の上海中心部の最新の高層マンションが
立ち並ぶ様子が良いコントラストになっていて妙に感慨に耽ってしまった。。
アクセスが抜群に良いのに異常に安いのがあったらそれなりの理由があるのは間違いないと思います。
③最安航空券を探すならskyscannerとGoogle Flightは必須
これも今回の旅行の大反省ポイントです。
Expediaの旅券も高くはないんですが最安ではありません。
旅行を組んだ時にこのコンボを知らなかったというのと、
「旅券ってまとめて取った方がセット割になって安くすむんじゃね?」
と思ってExpediaでまとめて周遊券で一本で取ったのが今回のミスです。
旅券は同じ便であっても、取るタイミング、フライト日、予約サイトによって値段が大きく変わります。
それらを比較して最安の航空便と最安の予約サイトを提示してくれるskyscannerはマストで重宝すべきですね。
この記事が非常にわかりやすかったのでリンクを貼っておきます。
また、
「行き先もまだ決めてないけど、この日あたりにアジアのどこかに行きたい」
と思っている場合は
Google FlightとSkyscannerの組み合わせがいいと思います。
というのも、skyscannerでも行き先の提案はしてくれるのですが、
Google Flightは行き先の値段の相場を地図に照らし合わせて列挙してくれるので
ここはコスパがいいというのが一目瞭然に分かるからです。
この場合は「東京→ヨーロッパ」を2019年8月19日の条件で検索しています。
このグーグルフライトで相場の安い場所を調べて、
スカイスキャナーで最安のタイミングと最安の航空便を探すというのが一番コスパがいいと思います。
今回の僕の旅行の場合でいうと、
・skyscannerを使わなかったので最安の便を取れなかった。
・深センから日本に帰るよりも、近隣の香港から帰った方が旅券は格段に安くなった
という点で失敗しましたね。
Google Flightを使えば、深センではなく確実に香港から帰った方が安いということがわかるのでそちらを使っていたでしょう。
セットで旅券を取った方がいいのか、
バラで撮った方がいいのか、
旅行代理店にまとめた方がいいのか、
個人で取った方がいいのか、
など旅券の取り方は様々な方法があり、値段もそれぞれの方法によって変わってくる、非常に奥深いものなのでそれらについては今度また別でまとめたいと思います。
④DiDiとGoogle翻訳はマストでインストールすべきだった
これも痛いミスでした。
Google翻訳の存在は知っていましたが、
「今時の中国人は英語話せるだろうし、僕も英語は話せるから問題ないだろう。」
と思ってインストールせず行ったのが間違いでした。
次回お話ししますが、
中国って都心部に住んでいる若い人以外基本的には英語は全く話せないんですよね。
本当に、思ってるより十分の一も伝わらなかった。。
僕は中国語は全く話せないので、つまり一切の意思疎通ができないんですよね。
(表情といったノンバーバルなコミュニケーションしかできない)
僕が現地人に英語である場所への行き方を聞く
→現地人はおそらく「僕英語話せない」的なことを中国語で言う
→「僕中国語は全くできないんだ、ごめん。」と平易な英語で言う
→それすら何を言っているのか伝わらない、詰む。
このような流れで毎回詰んでしまうんですよね。
日本人は英語をちゃんと話せる人は少ないですが、言葉の単語単語を理解できる人は多いので何とかコミュニケーションできる場合は多いですが、現地の中国人は一切英語ダメという人が多いので、中国人の方が英語はできないという印象でした。
ですから、今回の旅行で基本的に人と話すときは、観光客を相手に仕事をする人か、富裕層か、現地の若い人ばかりになってしまったのでかなり制約がかかってしまったのは反省ポイントですね。
Google翻訳のいいところはオフラインでも使えること
です。
つまり、あらかじめ日本で中国語のソフトをダウンロードしておけば、電波状況によらず、相手と会話をすることができます。
一度中国に行ってしまうと、Google系のサービスが受けられなくなってしまうので、インストールすらできません。
中国以外であれば、インストールを忘れてもスターバックスあたりに駆け込んで無料Wi-Fiでインストールできますが、ここら辺が中国ではできないので、
見事に「中国の罠」に引っかかってしまった印象です。
次にDiDiですが、これはタクシーの配車サービスのアプリです。
つまり、UBERやLyftの中国版です。
これは上海で仲良くなった友人に教えて貰ったアプリなのですが、これは本当に便利です。
日本ではまだUBERに関する法整備が間に合ってないのでまだ普及が進んでおらず、身近に感じることができず、ピンとこないかもしれませんが、
①すぐタクシーを呼べる
②どのルートや所用時間でも値段が変わらないクリアな会計
③安い
というのは大きなメリットだと思います。
現地は詐欺まがいのぼったくりタクシーがたくさんいるので(特に空港は)、また観光で中国に行くとなるとどうしてもタクシーに乗る機会が多いので、
インストールして間違いないアプリだと思います。
こちらの記事がわかりやすくまとめられているのでリンクを貼っておきます。
とりあえず今日はこの辺りで失礼します。
次回はこの記事の続き、【上海で感じたこと】について書きたいと思います。
それではまた次回の記事でお会いしましょう。さようなら。