【下克上】東大生が偏差値40の小学生を1年で御三家に合格させる 第13講【6月】
こんばんは。とある東大生です。
最近じめっとした天気が続いて気持ちよくないですね。
皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今回は【6月マンスリー】の結果が出たので
そのレビューをしようと思います。
前回の記事はこちらです。
先に結果を申し上げると【クラスは現状維持】です。
一方、偏差値は前回比でかなり落ちています。
それでは結果について振り返ってみましょう。
【科目別点数・偏差値内訳】
科目別の内訳がこちらです。(※4・5月マンスリーとの比較です)
【4科目】206/500(42.6)→235/500(46.1)→226/500(42.3)
【国語】71/150(43.8)→100/150(59.8)→95/150(52.0)
【算数】44/150(41.1)→40/150(38.8)→52/100(39.8)
【理科】44/100(42.6)→40/100(42.2)→21/100(36.2)
【社会】47/100(50.2)→55/100(52.0)→58/100(50.7)
★総合科目の偏差値は3.8下がっており、
早急な改善を必要とするレベルで急落しています。
特に理数系が壊滅的に酷いですね。
一方、前回は国語がかなり良かったので
それでかなり偏差値を引き上げた形ですが、
今回は国語がそこまで高い偏差値を叩き出しておらず、
その差で偏差値が元の4月時点と同レベルまで
戻っていると推察できます。
つまり、得意教科である国語を除いた教科の内容を比べると
他教科は変化していません。
これは良くも悪くも捉えることができます。
良く捉えると、今回はたまたま国語が良くなかったので
総合偏差値が下がったのであって退化してるわけではない、
ということになります。
一方、悪く捉えると
結局国語頼みであり、他三教科が成長していない
ということになります。
それでは気になる教科の点数内訳について考えてみましょう。
【気になった点数内訳】
【算数】
大問1(計算問題):6/18(Avg:11.8)
大問2(小問集合):24/35(Avg:30.4)
大問3(図形):16/26(Avg:16.6)
大問4(水量変化):6/18(Avg:10.6)
大問5(方陣算):0/12(Avg:6.8)
大問6(不定方程式):0/12(Avg:4.5)
大問7(点の移動):0/16(Avg:3.4)
【国語】
大問1(漢字):16/20(Avg:17.6)
大問2(慣用句):14/20(Avg:14.6)
【理科】
大問1(小問集合):0/10(Avg:4.5)
大問2(星の動き):5/23(Avg:10.7)
大問3(中和):9/23(Avg:10.4)
大問4(滑車):3/22(Avg:11.7)
大問5(電熱線):4/22(Avg:8.8)
★国語の漢字と慣用句に関しては問題ないと思います。
5月に引き続きハイアベレージを記録してくれています。
漢字を毎日練習する習慣は身についてくれたのかなと考えています。
一方、こういった問題は満点を取りきれるかどうかが
詰めの甘さを測る指標や
最後の最後で合否を分ける
重要なポイントですから、
この程度で満足しないよう常に満点を求め続けることが
重要だと考えています。
算数については、
特に重要視している大問1と2に関しては
前回に比べて向上しているところは評価できます。
しかし大問1は本当に酷いですね。。。
夏休みが終わる頃には15分で満点を取るレベルに
引き上げないといけないので
夏休みはそれを取り返す必要があり、
相当の地獄を見ることになると思います。
理科に関して言うと本当に悲惨ですね。
全部の大問からちょこちょこつまみ食いしている
点数内訳を見ると、本当に理科が苦手なんだなということがわかります。
つまり、ぱっと見全部わからないのですべての問題を眺めてみて、
取れそうな超簡単な(1)の問題だけ答えを書いたんだろな、
ということが推察できるからです。
理科は時間の都合上暗記しか見ていませんでしたが、
いよいよ本当に手をつけないとヤバイかなという印象です。
【生徒さんの感想とそれに対する考察】
①「漢字はできたよ!!最近国語が楽しくなってきた!!」
→ちゃんと継続して漢字に取り組んでるのが伝わってきてるしナイス!!
一回頑張って結果を出す
→報われるのが楽しくなってもっと真剣に取り組む、
というサイクルを身をもって実感してるはずだから、
それを大切にしよう。
②「算数は……難しいよ。大問1・2を15分で満点はできないよ。」
→毎回授業で過去のテストの大問1・2を解いているところを見ると、
大問1(計算問題)の処理スピードが遅いね。
つまり、それは練習量が足りてないんだ。
計算はやりさえすれば必ずより速く・より正確になるよ。
だからこそ日々の積み重ねが大事なんだ。
夏休みは計算と頻出典型問題をとにかく膨大な数を解かないといけなくて
大変だけどなんとかついてきてね。
③「社会は今回公民が範囲であまり解けなかった…」
→マンスリーという特性上カリキュラムの復習をしないといけないので、
今回は公民の範囲だけがドサっと試験に出たけど、
公民は基本的に暗記しか聞きようがないので、
上位校では出されない傾向があり、
入試で出るとしても時事に関するネタか、
ほんの一部で出るところはだいたい限られてるんだ。
だから今回の社会の成績は気にしなくてもいいよ。
④「理科は本当にわからん。やばい。」
→あのような得点分布を見ると、
たぶん本当に基本のところすらかなり怪しい。
優先順位的に遠回しにしてたけど、
このヤバさは致命傷になるかもしれないから
来週から理科も本格的に見よう。
その代わり、ライバルとの差がすでに
かなりついてしまってるのは事実だから、
危機感を持って暗記も授業も真剣に取り組んでほしい。
⑤「オープンと違ってマンスリーはできないんだよね。理由はわかってる。復習とか勉強しないといけないんだもん」
→いや、勉強しろよ(笑)
確かにお前が賢いのはわかっとる。
いかに楽していい成績をとるかを考えるのも大事や。
でもこの成績に満足してるわけじゃないやろ。
同じ成績のやつと比べて俺はいかに楽をしてるかを競うのは構わんけど、
お前が比べる相手は御三家を受ける奴ら、つまりαクラスのやつらや。
だから、それぐらいの成績を取れるまでは必死に頑張ろな。
そして志望校に受かってから言うてやるんや!
「俺はこんだけ楽して受かったで?」って。
それが一番カッコ良くない?
【総括】
4月から順調に成績を上げてきていましたが、
今回初めて下落する形となりました。
順調に成績が伸び続けるはずがないと思っていたので
そこに関しては予想の範囲内です。
6月にかなり中だるみが来ていたので、
成績がたぶん一回落ちるだろうと予想していましたし、
むしろこれは
「サボったら成績は一瞬で落ちる」
という危機感を覚える上で良い教訓になったと捉えています。
※上記の記事は6月の中だるみのリアルについて書いています。
今回のテストで夏休みにやらなければいけないことが
かなり明確になりましたし、
夏休みを良い形で迎えられるかどうかが懸かる
【7月の組分けテスト】
に向けて、早急に理科を対応しなければいけないことがわかったので
それだけでもこのテストを受けた価値はあったかなと感じています。
また、今回以前より成績が下がったにもかかわらず、
クラスが現状維持だったのも不幸中の幸いだと捉えています。
なぜなら、この状況でクラスが下がってしまうと
弱ったメンタルに追い討ちをかけるような形で
自暴自棄になってしまうリスクがあったからです。
(生徒さんは比較的メンタルが豆腐なので…)
ですから今回のサピックスの温情措置には感謝しています。
来月以降も厳しい戦いは続き、いよいよ夏休みも近づいてきていますが、
日々やるべきことを頑張っていきたいと思います。
それでは今日はこの辺りで失礼します。
また次回の記事でお会いしましょう。
毎度たくさんの人に読んでいただきありがとうございます。
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