とある東大生のブログ

とある東大生が興味を持ったもの全般について書いています。

【旅行記】中国に行ってきました③【上海】

こんにちは。とある東大生です。

中国旅行編の続きを書いていこうと思います。

前回の記事はこちらです。

 

www.todaistudentlife.work

 

 

 

【半端じゃなくモテた】

 

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Facebookでこの類の美女から友達申請がきたら確実に断るやつ

これはかなり予想外だったことですね。

 

というのも僕は日本ではそんなモテるような顔のレベルでもないからです。

 

全くモテない…ということはありませんが

とても選び放題、街を歩けば振り返られるような感じではありません。

 

しかし、中国に行くと訳がわからんぐらいモテる。

「シャッチョウサ〜ン」みたいな感じで声をかけられるのではなく、

シンプルに女の人からナンパされる。

 

今回、上海は一人で行ったので、上海で知り合い(案内人)を探す手段として

マッチングアプリのTinderを使いました。

 

 

tinderを知らない人向けに

tinderをどのようなものかをわかりやすく説明すると、

相手側(僕の場合は女性)が設定したプロフィールを見て

「いいね」と「好きじゃない」に分類し、

互いに「いいね」に分類するとマッチングが成立し、

初めてLINEのように会話ができるようになるというシンプルな仕組みです。

(※日本では出会い系の延長線上で使われる印象があり、

不倫や援助交際の温床になっていますが、

海外ではFacebookの延長線上でカジュアルに使われる印象があります)

 

それを今回中国で使ってみたんですが、

とにかくマッチする、マッチする。

 

完全に入れ食い状態でした。

(中国LINEもインスタも何も検閲で見れないのにTinderはできちゃうんだね)

 

初めにアップした綺麗な女性は実際にマッチングして

上海を案内してくれたモデルさん(!!)です。(イメージではなく本物です)

※もちろん掲載許可はもらっています

 

Tinderでマッチングしてオンライン上でのみ会話してた時は

絶対他人の写真やん、本物だったとしても絶対美人局だろ

と思っていましたが、

 

別に大した現金は持ってないし、

仮に盗られても、無事会えたとしても

話のネタにはなるかなと考え、

会うことにしたらまさかの本物。ただのいい人。

 

さらにモデルもあろう人が俺のビジュアルをべた褒めしてくれる

承認欲求がこれほど満たされることは人生でもそれほどないはず。

 

生きてて良かった〜!!!!!

 

実際このモデルさんは上海に滞在していた2日間だけですが、

観光の手伝いをしてくれたり、いろんなところに連れて行ってくれたり、

様々な人を紹介してくれたりと本当にただのいい人でした。

 

あとで彼女に聞いたら

 

「あなたはとてもハンサム。

中国でハンサムとされる濃い顔やその他の条件を満たしていて男らしい。

身長も高くてかっこいい。

ファッションもイケてて言うことなしだよ。」

 

とのこと。

もう本当に生きてて良かった(2回目)

 

確かに

僕は身長は186cmあり、かなりの高身長ではあります。

また、父親譲りのゴツイ骨格濃いを持っています。

そして、中国旅行中に来ていた服はKENZOのタイガースウェット。

  

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このKENZOのスウェットが物凄く好評だった

 

簡単に言えば、主張の強いわかりやすいスペックと服装

中国の人たちの嗜好にドンピシャだったのかもしれません

 

実際、KENZOは主張の強さのあまり、

日本では万人受けするブランドではありませんが、

中国での人気は絶大で、

 

地下鉄に乗っていた時に、

知らないおじさんがいきなり僕の服を指差しながら

 

「この服どこで買ったの??超イケてるね!」

 

と言ってきたりと、なかなかの好評っぷりでした。

 

つまり、

 

中国モテ3要素

 

濃い顔・高身長・主張の強い服を着る

 

 ということになります。

 

上記の条件を満たすけど日本では全くモテない男子諸君!

 

中国に行けば一発逆転だ!!!!!

 

 

 

 

【圧倒的物量・スケール】

 

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これは多くの人々がイメージしている中国の持ち味ですよね。

実際それはそうです。

しかし実際の規模は想像よりも遥か上をいっています。

 

上の写真は実際に僕が上海で撮ってきた写真です。

以前ニューヨークに行った際もハドソン川の対岸からの

超高層ビル群を眺めましたが、

 

ぶっちゃけ上海の方がニューヨークより凄かった、

ゆえに世界一なのではないかなと思いました。

 

高層ビル群の数は同じぐらいですし、ビルの新しさは上海の方が上、

そして夜景の煌びやかさも上海の勝ちでした。

 

 

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ニュージャージーよりNYの高層ビルを眺める

 

また、上海の大きなショッピングストリートである淮海中路

を歩いた時に感じたことがあります。

 

淮海中路は上海の中でも特にハイソなショッピングストリートであり、

日本では銀座に当たる街並みだと考えてください。

(淮海中路は旧フランス租界なので

フランスらしい西洋建築と落ち着いた雰囲気が流れています)

 

そこを端から端まで歩いてみたのですが、

とにかく長い。

 

銀座のストリートは1丁目から8丁目まで歩いても

せいぜい500mちょっとですが、

淮海中路は3キロぐらいずっと続いています。

 

感覚的には無限に銀座(よりすごい)の光景が続いている感じです。

 

規模という点では桁が違うかなという印象ですね。

 

もちろん上海は経済特区であり、中国全土の富を結集して作っているので、

全部が全部このようなクオリティというわけではないんですが、

 

中国14億の人口パワーと広大な土地を結集した時の凄まじい力を感じました。


 

【町の構造や見た目の違い】

 

【金色のビル】

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中国人はとにかく金色が好きという印象はおそらく正しいと思います

 次に上海の街並みの特徴について話そうと思います。

 

まず一つ目ですが、

 

前回の記事でも述べたように

中国人はハングリー精神に満ち溢れていて、

派手なものが大好きです。

 

ですから、富の誇示として金色のビルを作ったりするのですが、

(実際、出世して地元に豪勢な建物を作って錦を飾ることが名誉だという感覚があるそうです。

地元ではないので話は若干異なりますが、考えのベースは一緒だと思います。)

金のビルは中国ならではのものと言えると思います。

 

余談ですが、このビルは淮海中路のGUCCIのブティックです。

他にも現地人に人気があったブランドといえばVERSACEなどがありました。

どちらも配色がかなりアグレッシブな、派手!!

という印象のブランドの代表でもあります。

もちろんVERSACEのブティックも金色でした。

 

 【古い建物が非常に多い】

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中心街においても古い洋式の建物と最新の高層ビルが混在しています

 上海は古い建物が非常に多く残っています。

古い建物というのは基本的に上海が列強国に割譲されて、

租借(形ばかりの借りパク)されていたいた時のものですから、

ざっと数えて100年前の建物ですね。

 

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中国が列強に割譲される有名な風刺画。前列左からイギリス・ドイツ・ロシア・フランス・日本。

日本で100年前の建物と言いますと、

文化財レベルで丁寧に保存されてる建物ぐらいしか現存しておらず、

民家といった大衆的なものはほとんど残っていませんが、

上海はいたるところにかなり昔の建物が残っており

そこで一般人が普通に生活しています

 

その理由について考えてみると、

上海は日本と違って地震がほとんどない

ということが挙げられます。

 

ですから、レンガ積みの昔の建物でも普通に残るんですよね。

 

日本の場合、100年前の建物が現存してる場合、

それが東京にあると仮定すると、

 

関東大震災東日本大震災

 

あとこれは地震ではありませんが東京大空襲の

全てをくぐり抜けないといけないわけで、相当ハードルは高いですよね。

 

なので、日本ではそもそも古い建物が残りにくい、

あったとしても再開発があれば文化財などでない限り取り壊されますが、

 

それとは対照的に

上海は古い建物を残しながら再開発するので、

中心街の最新鋭の高層ビル群が立ち並ぶ中においても

古い石造りの建物が普通に立っており、

高さが不揃いというか、

 

高い→低い→高い→低い

 

といった感じで建物が並んでいたので、

日本の中心街とはまた異なる趣がある印象でした。

 

上の写真は

フランスの租界であった淮海中路の地区であり、

洋館をリノベーションしたエルメスのブティックです。

 

このように、地区ごとに旧租界を管理していた国の雰囲気が

色濃く反映されているのも上海の街並みの特徴だと思います。

 

僕が泊まっていた宿の近くに日本が管理していた

旧租界の地区があり、行ってみたのですが、

そこは日本式の寺院があったり和風の建物や庭園が残っていたりと、

日本とは若干異なりますが(日本人的目線で見るとやはり中国文化と混ざっている印象)

かなり日本っぽい雰囲気はありました

 

 

【日本車が非常に少ない】

 

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上海は高級なドイツ車がとにかく多い印象でした

 



 上の写真は泊まっていた宿の近くの大きな道路にまたがる歩道橋から撮った写真です。

信号待ちをしている車を眺めると

メルセデス・アウディ・VW・ポルシェ・BMW…といったように

 

とにかくドイツ車が多い印象です。

 

国外に出てみると尚更わかりますが、

日本車の影響力は想像以上に凄まじいです。

 

自動車産業の大国であるアメリカにおいても

日本車が日本以上に走っていて

どこを見渡してもトヨタの車ばっかりです。

 

東南アジアにおいてもそうです。

大衆車のポジションは完全に勝ち取っており、

高級車のポジションも駆逐しつつあります。

(シンガポールやインドネシアあたりの高級車は専らトヨタのヴェルファイアであり、

それを現地で買うと2000万円もするそうです。それでもめちゃくちゃ走っています。)

 

ですから上海でこんなにドイツ車ばっかりである、

そしてこんなに日本車が走っていないのがとても新鮮でした。

 

後ほど深セン・香港編もアップロードしますが、

同じ中国でも、香港に行くと交通ルールや走っている車まで

何から何まで違ったのでそれもすごい新鮮でした。

 

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上海のパトカー

余談ですが

パトカーは基本的にコスト面から自国のメーカーの車両を使うことが多いですが、

(日本ではもっぱらトヨタのクラウンが多いですよね)

中国は自国に著名な自動車メーカーが無いので、

上海のパトカーはドイツ車のフォルクスワーゲンのポロでした。

 

とりあえず今回はここら辺で中断したいと思います。

それでは次回の記事でお会いしましょう。

失礼します。