【下克上】東大生が偏差値40の小学生を1年で御三家に合格させる 第6講【5月】
こんばんは。とある東大生です。
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先週、教え始めてから初めてのマンスリーテスト(クラス替えテスト)があったのでそれの【結果報告】をしようと思います。
前回の記事はこちらです。
todaistudentlife.hatenablog.com
先に結果だけ報告するとクラスは3つ上がりました。
目に見える形で一番早いタイミングで結果が出たのはとりあえず良かったです。
一方で、内訳を見ると内容が良くないので、むしろ生徒さんやご両親が有頂天にならないよう気を配らないといけないので、次回以降のトータルの長い目で見ると、意外と難しい状況になっているのかなと思います。
【科目別点数・偏差値】
科目別の内訳がこちらです。(※4月マンスリーとの比較です)
【4科目】206/500(42.6)→235/500(46.1)
【国語】71/150(43.8)→100/150(59.8)
【算数】44/150(41.1)→40/150(38.8)
【理科】44/100(42.6)→40/100(42.2)
【社会】47/100(50.2)→55/100(52.0)
★総合科目の偏差値だけを見ると3.5程上がっていますが、科目別の内訳を見てもらえるとわかるように、国語が今回爆発的に良かっただけで、他の教科はほぼ平行線です。
【気になった点数内訳】
次に夏休みまで特に重視している暗記・漢字・計算の項目の詳細です。
(※暗記は理科と社会の偏差値として上記の通りなので割愛します。)
【算数】
大問1(計算問題):5/15(Avg:8.0)
大問2(小問集合):5/35(Avg:20.5)
【国語】
大問1(漢字):14/20(Avg:17.6)
大問2(慣用句):15/20(Avg:14.6)
★やはり詰めの甘さが相当目立ちます。
特に算数の大問1,2の正答率の低さは酷いですね。
試験の方針として、計算問題と小問集合は将来的にボーナス問題だと思って、基本満点を取るつもりでやろう、という話はしたのですが、まだまだ時間はかかりそうです。
国語に関して言うとなかなかいいと思います。
もちろん漢字と慣用句の大問も満点を取るのが当たり前になってほしいですが、先月まではここの大問の正答率が半分を切っていたので、ここは大きな成長ですね。
もちろん、成長したことは褒めつつも、満点を当たり前のように取るという水準を高くキープして求め続けたいと思います。
【生徒さんの感想とそれに対する考察】
①「漢字は今回ものすごくできた。成長してる実感がある。」
→漢字と慣用句はやった分だけ伸びる。やればできるというのはわかったから、もっと水準をあげて満点を毎回出して当たり前、という感覚にしよう。
②「国語は説明文・物語文ともに簡単だった。偏差値60いったし俺って天才じゃね!!」
→偏差値60いったのは超ナイス!ツボにはまれば偏差値60ぐらいサラッと出しちゃうポテンシャルの高さは感じた。
しかし、今回の国語の成績はマグレによるところが多いと思う。
総合偏差値もクラスも国語に引っ張られて上がっているが、他の教科は変わっていないので、ここで満足することなく努力を積み重ねていこう。
ここで満足して舐めてかかるか、慢心することなく次に向けて切り替えられるかがターニングポイントになる。
③「算数は以前はチンプンカンプンで時間が余っていたが、何回も繰り返しといた問題が多くテストに出たので、今回は問題を見た瞬間に解法がある程度見えた。全部一応取りかかれたから時間が足りなかった。感触は良かったのに成績が全然伴っていない。」
→ちんぷんかんぷんな状態から、問題を見た瞬間に解法が見える段階まで成長したのはナイス!!一方で、点数や偏差値が全く上がっていないということは、これが点数に結びついていない。つまり、解き方が見えているのに答えが合っていないから点を取れていない。これはあまりにも勿体無い。算数の計算トレーニングはちゃんとやってる?それをちゃんとやって、わかった問題を確実に得点に結び付けられることができるようになれば偏差値は爆発的に上がるよ。少なくとも次回は正答率50%以上の問題は確実に正解できるように復習しておこう。それだけでも全然違うよ。
④「社会は今回から公民の内容が入ってきて少し難しかった。今長い時間をかけて社会の暗記と確認テストをやってるけど、マンスリーでは全く出なかった。やってる意味あるのかな。」
→公民は面白みのない暗記が多く面倒だが、テストに出るところは決まっているので、実はそこだけ覚えるのでOK。テストによく出る覚えなければいけないことは今度まとめます。暗記の件でいうと、来年の2/1に向けて逆算して今暗記してることを忘れないようにしよう。当たり前だけど、入試はマンスリーと違って特定の分野だけ出してくるのではなく、様々な分野からミックスして出してくる。つまりマンスリーとは根本的に違う。今やっていることは必ずあとで大きく効いてくる。今はしんどいけど辛抱強く頑張ろう。少なくともとりあえず1周目さえ終えれば、2周目以降は間違えたところだけでいいから負担は減るし、とりあえずそこまでなんとか頑張ろう。
【総括】
先程も述べましたが、今回はとりあえず結果が出たのは良かったです。
一方で、今回の成績はひとえに突発的に良かった国語のおかげであり、
特に力を入れている暗記・計算・漢字の面で目立った成長は漢字を除いて見られませんでした。
ここは個人的に大きな反省ポイントです。
ここで天狗になってしまうと、また「ふりだしに戻る」状態になってしまいます。そこは気をつけてやっていきたいと思います。
一方で、前回の【カリキュラム編】でも述べた通り、偏差値が急上昇するのは11月であり、今必死に偏差値やクラスを求めても仕方ありません。
むしろ、基本的な暗記事項の定着とともに、「勉強する上での基礎体力をつける」というテーマを掲げていましたが、計算など多少サボっているところはあるものの、基本的に僕が課している毎日の宿題はきちんとこなしてくれています。
そこは評価すべきポイントだと思います。
むしろ一番大事な目標である「毎日勉強するのは当たり前」という状態になりつつあるという点で万々歳、偏差値といったものはどっしり構えていて良い、成績は後から付いてくるから、という考え方でいいのかなと思ってます。
とりあえず、僕のできることを日々コツコツ少しずつ積み重ねていこうと考えている次第です。
それでは、今日はこの辺りで失礼します。
次回もまた宜しくお願いします。